けっこう、みんなテキトーに生きてる。
けっこう、みんなテキトーに生きてる。
テキトーに生きて、テキトーに過ごして、テキトーに死ぬ。
あなたがFPSゲームに興じている時、
世界のどこかで銃弾に撃たれて人生を終えた人がいる。
レストランで美味しい食事を食べている時、
スラム街でゴミ箱からフライドチキンの残飯を漁って 食べてる子供がいる。
美術館で美しい山岳の風景画に感動している時、
いまだ鎮火しない山火事で火消しをしてる消防団員がいる。
ペットの可愛い犬や猫を抱いている時、
保健所で捨てられたペット達が殺処分されている。
この差はいったい、何なのか?
この世界にいったい、何の意味があると言うのだ。
この世界で生きてる自分はいったい何者なのか。
「あなたは何者ですか?」 と訊かれたら、
「どこにでもいる、ただの人間です。」 としか答えられない。
人生に答えなど無いのだろう。
そして、これからも世界はそうやって、
確かな答えを提示することなく、 廻っていくのだろう。