「夢」を諦めることについて思うこと。
夢を追うことが正義のように語られる世の中で、ふと感じたことを書きます。
夢を諦めることって良いことだと思うんです。むしろ、持たなくて良い。
音楽を好きで楽器をはじめてはみたが、練習が苦痛でいっこうに上達しないから、挫折して辞める。別にこれはこれで良いと思うんです。
好きな音楽を好きなように聴いてればそれで良いじゃないですか。
例えば、美味しい外食ばっかり食べてる人がそれで料理の腕が上達するわけではない。
「つくること」と「遊ぶこと」は全然違います。
ただ、人間という生き物は何かに夢中になり過ぎると、
どこかのタイミングで知らず知らずの内に
「つくること」と「遊ぶこと」を混在してしまう。
これが趣味と創作のジレンマだと思うのです。
だから一旦好きなものから、すこ〜しだけ距離を置けば良いんです。
本当にすこ〜〜しだけですよ。
そして自分は「夢追い人」ではなく「オーディエンス」であると定義することで、
理想と現実のギャップをある程度、埋めることができると思います。
「それでも自分の情熱を止められない!」
という人には私の考えは響かないですが…。