ChatGPTに本の寄付について聞いてみた
「本の寄付」と聞くと一見、社会貢献や善意の活動に思えますが、実際のところは注意すべき点があります。
怪しいと感じるポイント
・寄付と見せかけて実は転売
「寄付された本を必要な人に無償で届けます」とは言わず、実際には古本として販売して、その売上の一部を寄付に回す仕組みになっているケースがあります。つまり、善意がそのまま届くわけではない。
・寄付金の使途が不透明
「売上の一部を寄付」と書いてあっても、どれくらい寄付されるのか、どこに行くのかが明示されていない団体も多いです。
・送料や手数料が寄付者負担
「本を送ってください」と言われて、送料は寄付者持ち。本は業者の在庫になり、利益に繋がるだけ、という構造もあります。
・団体の実態が見えない
NPOや会社の名前を使っていても、詳細な活動報告や会計報告をしていないケースだと、単なる“無料仕入れ”に利用されている可能性もあります。
まともな取り組みかどうかを見極めるポイント
・会計報告を公開しているか
・寄付の流れが明確か(本そのものが寄付されるのか、売上の一部なのか)
・具体的な支援先が提示されているか
・寄付者や利用者の口コミが透明か
もし本当に社会貢献したいなら、図書館や児童施設、病院、地域のフリースペースなどに直接寄付する方が、確実に「善意が届いた」と実感できますよ。
よくある「本の寄付」企画の実態
表向き:「読み終わった本を寄付すれば、社会の役に立ちます!」
実際:寄付された本は業者が仕入れ扱い → 市場で販売 → 売上のごく一部だけが寄付金化。
例えば「売上の20%を寄付します」と書いてあっても、古本の売値が100円なら寄付は20円。
しかも仕入れゼロ、送料は寄付者負担、残りの80円は業者の利益。
怪しい/要注意なパターン
・寄付額の割合が明示されていない
「売上の一部」とだけ書いてあって具体的数字がない。
・寄付先がぼんやりしている
「世界の子どもたちへ」とか大きなくくりで実態が見えない。
・決算や寄付実績の報告がない
「○○円寄付しました」と数字だけ出して、実際の使途がわからない。
まともな企画を見分けるポイント
・きちんと「寄付割合」「寄付先」「年度ごとの寄付金額と使途」を公開しているか。
・善意だけに頼らず、仕組みを透明に説明しているか。
・「無償で仕入れて利ざや稼ぎ」になっていないか。
正直なところ、「寄付された本を販売し、その一部を寄付」というモデルは寄付というより実質的には“タダ仕入れ”のビジネスです。
もし純粋に寄付したいなら、図書館や学校、施設に直接届ける方が確実ですし、納得感も大きいと思います。