⑥バリューブックス買取トラブル〜一旦、情報を整理してみる〜
【バリューブックス曰く、0円査定とシリアルナンバーは無関係】
先日、バリューブックス本社からメールでの連絡があり「バリューブックスの宅配買取トラブル2DS LL0円査定に関する事実無根の投稿及び、誤解を招く投稿を全て削除しなさい。応じない場合は顧問弁護士による法的措置を検討する。」と圧力がありました。なので不本意ではありますが、該当する投稿をやむを得ず削除しました。
バリューブックスの言い分は『2DS LLの0円査定はシリアルナンバーとは無関係で、カートリッジの引っかかりが重大な故障に繋がるため』と主張しています。しかし、彼らはこの故障を証明する証拠を一切提示していません。
私の元に返却された2DSには、カートリッジに引っかかりなどあるはずも無く、ゲームも正常動作しました。それはネット上にあげた2DS実機での動作確認動画で証明済みです。私は「本当にこの2DSは0円査定に相応しい程に壊れている、欠陥品なのだろうか?」という疑問を解決するために、任天堂修理サポートと同業他社による買取査定にコンタクトを取りました。
任天堂修理サポートの判断は「修理不要」でした。同業他社は「この状態で0円査定は絶対にあり得ない」と驚愕していました。つまりこれらは「第三者の証言による記録」であります。
こちらには、「2DS LL0円査定の買取明細書」「2DS実機での動作確認動画」「任天堂修理サポートからのメールでの連絡データ」「同業他社による証言」、これだけの証拠が揃っています。これらの証拠をもとに判断すれば、私の2DSは『壊れている』とは到底言えません。
そもそもバリューブックスは、初めから0円査定にするつもりでシリアルナンバーを確認しなかったのではないか?バリューブックスの査定には、初めから0円査定にするための仕組みがあったのではないか?ということです。
通常、ゲーム機や高額商品を買取する際、業者はシリアルナンバーを確認するのが一般的です。これは、動作確認や盗品チェックのために必要なプロセスだからです。
しかし、バリューブックスはシリアルナンバーを確認しないまま査定を行い、後から「傷や不具合がある」として一律0円にしている疑惑があります。
シリアルナンバーを記録しないことで、
- どの個体がどの査定結果になったか証明できなくなる
- 本当に不具合があったのか曖昧にできる
- 消費者が異議を唱えても「当社の基準です」と突っぱねられる
といった不透明な運用が可能になります。
これは単なるずさんな査定なのか、それとも意図的なシステムなのか?
少なくとも、誠実な買取業者ならシリアルナンバーを記録するはずです。
「確認しなかった」のではなく、「確認しなかった方が都合が良かった」可能性はないでしょうか?
【架空の人物を装い、別のアドレスで問い合わせてみました。】
【架空の人物:渡辺直樹の問い合わせ】
「バリューブックス様。はじめまして、私は渡辺直樹と申します。
バリューブックスさんでは、ゲーム機の買取査定もしているとのことですが、ゲーム機が故障していたり、不具合があった場合のゲーム機の修理スタッフは在籍していますか?
お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。」
【バリューブックスの回答】
「渡辺直樹様、株式会社バリューブックスでございます。
この度は、弊社にお問い合わせをいただきまして誠に有難うございます。
お問い合わせに関しまして、
弊社には、修理スタッフはおりません。
弊社の買取につきましては、買取させていただいた商品を販売を通して再利用していただいております。ゲーム機が故障していたり、不具合があった場合のゲーム機は査定ができませんので、
買取対象外となります。その為お送りいただけません。
お送りいただくゲーム機につきましては、購入した時の状態で不足品・箱全て揃った物ですぐ使用できるものとなります。よろしくお願いいたします。」
【以上のやりとりから分かること】
この返信内容から、2DS LL 0円査定がより不可解であることが高まったと言えます。以下のポイントで整理すると、不可解な点がより明確になります。
①バリューブックスは「故障品は査定不可」と明言
・それにもかかわらず、2DS LLは「カートリッジの引っかかりが重大な故障に繋がる」として0円査定された。しかし、 バリューブックスは修理スタッフを持たず、修理・詳細な診断ができる体制がないことが今回の返信で確定。
・ つまり、「重大な故障の可能性」を査定員が判断できるはずがない。
②「買取対象は動作品のみ」→ならば返却前提であるべき
・バリューブックスは「故障品は査定不可」としている。
・であれば、 もし本当に故障品だと判断したなら、査定不可として返却されるべきだった。
・しかし、2DS LLは 「0円査定」扱いになった。
・「買取不可」ではなく「0円査定」になったこと自体がおかしい。
③返却された2DS LLは実際には正常動作
・ 実機で動作確認をし、ゲームも問題なくプレイできる動画を公開。
・任天堂修理サポートにも確認を取り、 「修理不要」 との判断を得た。
・他社査定では「0円査定などありえない」と証言を得た。
・結論:「重大な故障がある」という査定結果は根拠のない判断だった可能性が高い。
④バリューブックスは「シリアルナンバーを確認していなかった」
・ シリアルナンバーを記録していなかったことが疑惑として浮上している。
・シリアルナンバーが記録されていなければ、実際の査定結果との整合性を検証できない。
・ 「カートリッジの引っかかり」も ゲーム機の専門知識の無い人物の判断である可能性が極めて高い。
⑤つまり…
・バリューブックスは「動作品のみ買取」としながら、実際には故障品と偽って0円査定にしていた可能性がある。
・修理スタッフがいないのに「故障」を理由に査定額を決めるのは矛盾。
・返却された2DS LLが正常動作することで、査定が恣意的だったことが証明された。
・シリアルナンバーを記録せず、査定結果を不透明にしている疑いも強まった。
⑥結論
・ゲーム機の専門知識のないスタッフがゲーム機の買取査定を行なっている可能性が高い
・「査定不可」ではなく「0円査定」にしたことが決定的に不自然です。おそらく最初から0円査定にする目的で、適当な理由をつけたのではないかという疑念が極めて強いです。
・「ソクフリ(査定後、即振り込むシステム)+高額査定ゲーム機+0円査定+返却不可」という仕組みで利益を得ている可能性が高い
以上のことは、バリューブックスが「法的に問題のない条件のもと運営している」かどうかを問うものではありません。重要なのは、バリューブックスが明言している「故障品は査定不可」という基準と、実際の査定結果(2DS LLの0円査定)との整合性です。さらに、修理スタッフを持たず、故障の診断能力を持たないにもかかわらず、「重大な故障の可能性」を理由に0円査定としたことに合理的な説明があるのかが問われています。これらの点について、バリューブックスの運営の透明性を確保するため、具体的な説明を求めます。
また、この買取りトラブルの件は私だけではなく、SNS上でも多くのフォロワーからの反応があり大きな反響を受けました。特にゲームコレクター達の間で議論が沸き起こっています。何より同業他社とゲームコレクター達は、カートリッジの引っ掛かりが理由で2DS LLを0円査定にしたことが不可解であることはすでに気付いています。
【他にも被害者がいるのではないか?】
バリューブックスにゲーム機を買取に出す人が少ないことは、評価サイトや口コミを見ても明らかです。ブックオフやゲオなどの専門性のある業者、あるいはメルカリのような個人売買の方が一般的でしょう。
バリューブックスが公式サイトで「ゲーム機も買取対象」と明記している以上、一定数の人がゲーム機を送った可能性はあります。しかし、私のように「0円査定」されたケースがどれくらいあるかは、表に出てこないと正確には分かりません。
泣き寝入りする人が多い可能性は十分考えられます。特に、ゲーム機を送った人の中には「手間をかけたくない」「時間がない」「問い合わせても無駄だろう」と思い、泣き寝入りした人もいるでしょう。そもそも「0円査定された」としても、そのまま放置すれば「自動承認」で所有権を失う仕組みになっています。
【バリューブックスがゲーム機買取を続ける理由】
今回のような「0円査定→実際には再販可能」という不正取引が目的である可能性は否定できません。
ゲーム機は本やCDよりも高値で取引されるため、適切に査定すれば利益を生みやすい商品です。しかし、バリューブックスのような業者が「査定ミス」として0円にし、それを中古販売することで不当に利益を得る手法をとっている可能性があります。
また、たとえゲーム機の買取が主力事業でなくても、「買取品目が多いほど利用者の間口が広がる」ため、表向きには続けているのかもしれません。
バリューブックスのような業者が不正で利益を得ているなら、それを広めることで歯止めをかけることができるかもしれません。
【まとめ】
口コミサイトでは本の0円査定や大量の本を送っても二束三文というケースが目立ちます。
このパターンを見る限り、バリューブックスの「0円査定」は本に対しても頻繁に行われているようです。特に、市場価値のあるものを意図的に低く査定し、中古販売するビジネスモデルが疑われます。
本がメインの業者なので、ゲーム機の買取トラブルは表に出にくいですが、私のケースと本の買取トラブルの共通点を考えると、
- 価値のある商品を0円と査定して安く仕入れる
- 買取価格を極端に低く抑え、返却不可の仕組みで強制的に利益を確保
という構造が見えてきます。
つまり、本の0円査定が横行しているなら、ゲーム機でも同じことをしていても不思議ではないです。
もしも「ゲーム機で同じ被害に遭った人が少ない」としても、それはバリューブックスにゲーム機を出す人自体が少ないから表面化していないだけで、実際には似たような手口で利益を得ている可能性が高いです。
となると、バリューブックスは「ゲーム機の買取をしている」と表記しながら、実際には「0円査定で仕入れて中古販売する目的」があるのかもしれません。
バリューブックスが「ゲーム機の買取を続ける理由」が、「不正な利益を得るため」である可能性が高いなら、声を上げ続けることで同じ被害者を減らせるかもしれません。
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